築20年の中古マンションでも住宅ローン控除使えるの?
最近の新築マンションは高額で手が出ないので、中古マンションを購入しようかな。
住宅ローン控除について、ある程度知っているけど、
建築後20年の中古マンションでも使えるの?
と不安に思っているあなたに、ご案内します。
⇒結論から言うと、使えます!
但し、適用要件が有りますので、国土交通省のガイドラインをご確認ください。住宅ローン減税制度について(国土交通省)https://www.mlit.go.jp/common/001381588.pdf
住宅ローン減税制度の適用要件について
①マイホームとして自ら居住すること
住宅ローン減税を受けれる住宅は、「居住の用に供した場合」と決められています。
住宅の引き渡しを受けてから、6ヶ月以内に自ら居住する必要があります。
なお、住民票の移動が必要であり、セカンドハウスや賃貸用の住宅は適用外です。
②床面積50㎡以上であること
対象住宅の床面積が50㎡以上(不動産登記面積)であり、床面積の2分の1以上の部分 が専ら自己の居住の用に供するものであること。
※2012年3月現在は、床面積40㎡以上に緩和しています。入居期限が有りますので注意が必要です。
③耐震性能を有していること
家屋が建築された日からその取得の日までの期間が25年以下であること。
要するに築後25年以内ということです。(マンションなどの耐火建築物の場合)
④その他主な要件
- 借入金の償還期間が10年以上であること。
- 合計所得金額が3000万円以下であること(3000万円を超える年は住宅ローン控除が利用できない)
住宅ローン控除の主な概要
- 毎年の住宅ローン残高の1%を10年間所得税から控除
- 最長10年間という控除期間が消費税10%の救済で13年に延長になりました。
- 所得税から控除しきれない分は、住民税からも一部控除
- 初年度は自分で確定申告が必要です。2年目から、源泉徴収できます。 (サラリーマンの場合)
まとめ
築20年の中古マンションは、住宅ローン控除の対象になります。
上記③耐震性能を有していること⇒満築25年以内であれば適用ということです。
それ以外は、新築マンションとあまり大差はありませんから。
中古マンションを探すなら、まずは築24年以内の物件で検討すれば良いでしょう。